この旅行は、大学に入学が決まった春に、やった。山陰とは違う高校の友達と同行した。九州ワイド周遊券を利用した。山陽本線は、新幹線を利用せずに、在来線で門司港まで行った。途中、広島県の尾道の街や原爆ドームを見学した。朝一番の列車に乗って、門司港に着いたのは、夜だった。門司港駅からは、日豊本線の夜行急行「日南」と鹿児島本線の夜行急行「かいもん」が出発する。「日南」は、宮崎駅まで行く。宮崎駅からも、「日南」は出発する。同様に、鹿児島本線の「かいもん」は西鹿児島駅まで行き、往復している。
初日は、「日南」で宮崎駅まで行って、日南線に乗り換えて串間駅で下車した。都井岬で馬と灯台を観た。鹿児島で、噴火中の桜島を観ていた。
九州の北部は石炭路線が多かった。旅行当時に廃止する路線も多かった。石炭路線は完乗した事を覚えている。
長崎は終着駅で、始発駅である。洋風のグラバー邸や平和公園に行った。
指宿枕崎線は、指宿駅と枕崎駅で降りた。枕崎と言えばカツオだ。
えびの高原線で、えびの高原を散策して、韓国岳も観た。
当時は、延岡から高千穂線もあり、高千穂峡の写真も撮った。
元豊肥本線の竜田口駅のループ線や立野駅のスイッチバックは鉄道ファンには必見だ。
帰りも、山陽本線で新幹線に乗らなかった。広島の厳島神社の鳥居を観に行った。