北海道は、夏に美幸線以外全て国鉄を完乗した。
これも学生時代である。 青森駅から、青函連絡船で
函館に渡った。北海道ワイド周遊券を利用した。
現在残っている北海道の幹線は、特急に乗った。
ローカル(枝)線は、当時の時刻表では、青色の線で、
幹線は黒色の線で描かれていた。
札幌駅から夜行の急行が往復で函館、根室、稚内行で出ていた。
この3 線で夜行の急行に乗れば、宿泊しないでも、汽車で泊れる。
テントや寝袋や調理器具を持って行ったが、ほとんどスーパーマーケットで、お惣菜を購入出来た。
北海道も石炭の路線が多い。
最初は、余市でニッカウヰスキーのレンガを見学したり、小樽で
機関車や運河を観光していた。小樽運河の倉庫は見応えがあった。
根室は納沙布岬で霧がかかっていて、周りが観えなかった。
稚内は宗谷岬で、歌がかかっていた。
サロマ湖の近くで、ブユが来て酷い目にあった
オホーツク海の北の浜辺では、大きなホタテの貝殻が沢山転がっていた。
札幌は、北海道大学や時計台を観て、昼に北海鍋を食べた。
旭川市も、大きな街のようだ。
岩見沢駅前も、音楽がかかっていた。
士幌町では、ジャガイモ畑がずっと続き、裏の林と写真を撮るのに良かった。北海道らしい景色だと思う。
太平洋側では、サンマの棒受漁の大型の漁船が多かった。
増毛では、漁船を眺めていると、船と一緒に撮ってくれる人がいた。
網走でも、刑務所前で撮ってくれる人がいた。
網走駅で、コーンラーメンを食べた。
網走の原生花園も、なかなか良かった。
厚岸町の愛冠岬にも、駅から歩いて行った。
上川町では、層雲峡に行った。岩場が夕陽に当たって良かった。
北見市の北にある豊富町のサロベツ原野に、レンタルの自転車で行った。ここでも、夕焼けが美しかった。
弟子屈町の屈斜路湖で温泉♨に入った。屈斜路湖を写真で撮ると幻想的な写真が撮れた。北海道の湖は、幻想的な所が多い。
最後に知床に入った。斜里駅からバスで入ったと思う。
バスの車内放送で、羅臼岳に登ると楽しそうだった。
まずはウトロ港でウロウロして、知床五湖に行った。
キタキツネに会った。岩尾別温泉まで、ヒッチハイクした。
羅臼岳の登山口にある露天風呂に入って、テントで泊った。
次の日に、羅臼岳に登った。途中、雪渓があったり、羅臼平では
一面に、ハイマツが広がり、雲海や国後島まで観れた。
登山道のハイマツは登りにくかったが、羅臼岳に登った事が私を
山に行く引き金のようになった。